無理して指に入れた指輪が抜けなくなってしまった!
結婚指輪など日常的につけっぱなしで使用するリングが外れなくなってしまった…。
ネットに掲載のある指輪外しの裏技をあれこれ試してみたものの
どうしても指輪が外れない…そんなときの最終手段はリング自体を一旦切断してしまうしかありません。
弊店でも年に数件は「指輪が抜けなくなってしまったので指輪を切ってほしい」というご相談があります。
一昔前であれば各消防署に相談すればその場で切ってもらえたものなのですが
2010年頃からか「消防署に相談したら断られたのでそちらで切ってもらえないか」というお声を聞くようになりました。
一旦切断した指輪でも修復可能な場合が多いので
弊店ではカットののち、指のむくみが落ち着く3週間以降にあらためてサイズ計測を行い
サイズアップ(約1週間~)で対応しています。
指輪を指につけたまま切るには『リングカッター』と呼ばれる専用の工具が必要になります。
リングそのものはご自宅にあるニッパーなどでも切断することは可能なのですが
指にかっちりと嵌っているリングをそのままの状態で切るにはニッパーが入り込む隙間がないため
けがをしてしまう可能性があります。
一般的な宝飾専門店であればリングカッターを持っているので切断後の修理も含めて相談してみましょう。